半身浴は日本人には不向き
半身浴は今や美容と健康のためということで日本にも定着しているかと思いますが、
元はヨーロッパで行われていた美容健康法!
なぜタイトルのように日本人には不向きなのだろうか?
それは、基礎体温の違いにあるのです。
日本人の平均体温は大体36.5℃
ヨーロッパ人の平均体温は大体37.4℃
日本人で言うとヨーロッパ人の平均体温は微熱くらいの温度ですよね!
この違いでわかる方もいると思いますが、
半身浴する時の湯船の温度は38℃くらいの少しぬるいくらいの温度。
これにお腹あたりまでしかない湯船につかるのですから、
ヨーロッパ人の体感温度で言うとこのくらいでもちょうどいいのでしょうが、
日本人からすると少し寒さを感じると思います。
ですから日本人には半身浴ではなくて全身浴!
昔から親しまれている肩までつかる入浴方が一番なのですよ!
海外からの美容法を取り入れるのもいいかと思いますが、半身浴は日本人には不向き!ということをよく知って日本人に合った入浴方で体を温めていただきたいなと思う今日この頃でした。
体を温めることが健康への一番の近道
なぜ、日本には温泉の看板にはリウマチや関節痛に良い!などと種類によって書かれているのか?
それは古来より日本では温泉に入って体を温めることが
健康のもとだと考えられていたからだと思います。
体を温めることによって血流を促し、内臓や器官などあらゆる体のしくみに
いい影響をもたらしてくれるからです。
体が冷えてしまうと、血流やリンパも流れが悪くなり体には老廃物が溜まる一方
内臓や器官は弱り病気にかかりやすくなってしまいます。
体が冷えていてはいくらいい薬を飲んでいたとしても体が本来の機能を果たしていないとまた同じことの繰り返しとなってしまうことも。
体を温めるには何をしたらいいのでしょうか?
体を温める栄養のある食事を取ること!
ショウガやねぎ、とうがらし、根菜などをメニューに加えるとよいでしょう
最低でも週1回は湯船につかること!
シャワーですませずに絶対に湯船につかることです。天然塩を入れるとより保温効果があり体を温めてくれます。
体を温める衣服を着ること!
今は冬の定番ともなるヒートテック。肌着は風邪を通さないピタッとしたものを着ると寒さをしのげます。
常に体の冷えに敏感になること!
お客様に触れてわかることは足が冷えていても気付かないということ。
テレビを見ながらでもちょっと触ってみて冷えていたら
すぐ靴下やひざかけをかけるなどして冷えから予防をすることを心がけてください。
これさえ守ればあなたも健康の体を保てるはずです!